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社長あいさつ

インターネットを通じて人や仕事が繋がり、世界が広がる可能性を人々へ伝えたい。その念いを込めて、1998年4月にWONS(World Office Network Service):ウォンズを創業しました

ウォンズの使命は、ITの「水際」にいる人たちに寄り添ったサービスを提供することにあります。お客様は50代~60代の年齢層が主ですので、サービス提供の現場で「何度同じ質問をしても大丈夫」と安心感を与えることが重要で、共感力や心くばりができる人を直雇用できる面接や採用のあり方を工夫しています

どれだけ技術が発展しても、最後に人を支えるのはやはり人の心です。ITサポートにおけるサービスでは技術的なサポート力は大切ですが、あくまで人間味のある対応がコアバリューであり、安心して相談できる対話の中でお客様との信頼関係を築くことが大切だと考えています

一方でコールセンター業界もAIによる自動化が進んでいますので、テクノロジーの進化を社内DX化で促進しつつも、お客様が安心して頼れる場所とサービスを提供できるよう、初めてご利用の相談時と実際にサービスを受ける接点は人間が担当し、そこに「思いやり」や「寄り添う姿勢」を持たせるサービスのバランス調整が重要だと考えています

具体的にはITヘルプデスクに携わるオペレーターは知識や経験に捉われず、IT技術サポートが提供できるシステムと環境を提供していますので、一般的なパソコン操作さえできる方であれば、IT初心者の方でも安心して従事いただけます

このようなウォンズ従業員一丸となった取り組みで、年間40万件を超えるお客様の声とニーズが集まるわけですが、専門的なQC部門チームメンバーによってビッグデータ解析からサービスの目指すべき在り方や課題解決の改善資料を付加価値として経営やサービス改善にご活用いただけるようまとめています。それらを毎月各社クライアントへ提案し続ける経営スタイルは、当社を選んでいただける理由だと感じています

また当社は従業員全体の約80%が直雇用であるため、サービス品質を醸成できる組織基盤があり、勤務歴10年を越えた社員は全体の40%を超え、平均年齢は39歳となりました。長く会社を支えてくれている仲間が今までのキャリアを活かして、これから10年、20年と安心して働けて、より安定した収入が得られる会社になるために、取り組む事業や職場の環境整備を進めています

2022年度から2025年度も引き続き取り組んでいる社内業務のDX化推進は生産性向上でかなりの成果が出ています。特に残業はコールセンター業界の経営課題の一つですが、弊社では大幅に削減でき、一般社員が月間平均2時間以内、管理職者で月間平均8時間以内です

最後に守備です。2025年1月からさらなるマネジメント基盤の強化を図っています。具体的には組織基盤の強化を目的とした教育システムや評価制度の見直し、ホスピタリティの高い優秀な人材の採用強化を目的としたキャリア社員による内製強化を進めています

合わせて本年は情報セキュリティ体制の強化のためにISMS認証取得ができましたので、内部統制を目的としたコーポレイトガバナンス確立による攻守バランスを兼ね揃えたさらなる経営基盤の強化を図ってまいります

<2025年 体制方針> フラット型組織運営の仕組み導入
(チームで助け合いの風土醸成)
  1. チームであらゆる情報を共有し、チーム内で助け合いをする
  2. 誰がやっても、安定的かつ継続的に一定の成果に導ける「ナレッジシステム」を仕事に取り入れる
  3. 仕事にオーナーシップ(達成感、当事者意識、成長意欲)を持てるようにする
<2025年 組織運営方針> マネジメント模範モデルの民主化
(コンピテンシーフレームワーク導入)
  1. 共通言語化=マニュアル化(理解の解像度を高め、解釈のギャップをなくす)
  2. マネジメント経験の一般化→みんなが通る道→こうやればいいんだな
  3. 情報と業務の見える化(情報・タスク・計画・目標・進捗を透明にする)

代表取締役

Belief事業への念い

コールセンター事業

お取引先はキヤノンマーケティングジャパングループ、NECグループ、富士通グループ、kubell、AIデータなど全て上場企業及びそのグループ会社です

弊社のコールセンター業務には、3つの強みがあります

一つ目はコールセンターのコンサルティング能力です
運用にかかる必要なコストとリソースを構造から見直すことや、属人化されている業務をナレッジシステムで見える化・標準化することで、価格と品質の両面においてコストパフォーマンスが高いとご評価をいただいています

二つ目はコールセンターのマネジメントシステムです
応対履歴や音声のデータ解析を専門的に行う社内QC部門では、問い合わせ傾向やニーズを体系的に整理したサービス改善提案を得意としています
またオペレーターの案内や応対を工程的に評価分析を実施し、一人ひとりに合わせた改善ポイントの評価フィードバックができることで、全体の成約率やホスピタリティが高いとご評価をいただいています

三つ目は情報セキュリティ管理です
プライバシーマーク制度は10年を経過し、今年は新たにISMS認証を取得して管理レベルを強化していますが、上場企業の高い基準で守られてきた盤石な情報セキュリティ基盤があります
また従業員は直雇用比率80%以上を維持する方針で、さらに社内外の安全確保で身元保証人制度を導入しており、第三者の身元保証が取れない方は当社へ入社することはできません

ビジネス企画設計事業

本事業メンバーは、主に新サービスの企画、業務・制度設計、KPI策定や営業資料の準備支援を担っています。大企業とお互いの強みを活かしたパートナーシップを強化することで、WONSだけでは参画できない大きなプロジェクトで活躍しています。下請けではなくパートナー企業として築かれた共利共生の関係性は何事にも変えがたく、組織的な成長機会に恵まれています

具体的なプロジェクトの一つとして、ウォンズブランドのITサポートサービス「じぶん専用IT相談室」は、2024年6月からNECパーソナルコンピュータのコンシューマ向けITサービスとして正式リリースされました
競争が激しい業界で選んでいただくためには、差別化を図ることが重要ですが「じぶん専用IT相談室サービス」という独自のサービスはチケット制を採用し、必要な時に必要な料金を支払えば、必要なサポートを受けられるというものです
オンライン英会話サービスのように完全予約制で、ご利用者が複数のオペレーターから指名予約ができるのも特徴の一つです。また、オンライン会議ツールを活用したサポート形式を選択すれば、顔を見て会話をしながらサポートを受けられます。これは、身近な存在に感じられ安心感にもつながります
さらに、オペレーターのサービスにご満足いただけた場合、お客様の任意でサービスチップを支払ってもらえるシステムも開発。コールセンターサービスとしては全国初で、お客様の感謝や評価がオペレーターへダイレクトに伝わり、モチベーションアップにもつながるという互いに好循環が生まれています

また2025年3月にスタートしたプロジェクトで「自治体・地域DXサービス」宇和島市・キヤノンビズアテンダ・ウォンズによる公共交通DX・防災DX・地域DXに関する「包括連携協定」を締結しました。今後は、市民の公共交通などに対する地域の声やアンケート結果、利用状況の調査・分析などを行い、地域の実情に合った交通手段の検討を進めます。あわせて、災害時におけるデジタル活用の支援に取り組んでまいります

地場企業としての地の利と27年間に渡るITサポート経験を活かして、宇和島市、キヤノンビズアテンダと連携強化を図り、地域へのデジタル化浸透、市民皆様に利便性あるサービスをご利用いただき、社会活性化に向けて取り組んでまいります

海外事業

海外事業は、国外グループ会社WONS VIETNAMと連携して、日本とベトナムの企業間ビジネスマッチングサイト「Bizmatch」のメディア運営を基盤として、両国のビジネスの架け橋となれるよう技術提携・業務提携の支援サービスを展開しています

当社のビジネスマッチングは単なる企業マッチングではなく、素材調達、製造工程、設備機械、国際資格の保有、仕入価格、輸出実績、品質管理レベルなどきめ細やかな条件で最適な企業とマッチングできることが強みであり、契約後の取引継続率に高い評価をいただいています

また当社サービスは、企業調査、オンライン商談、現地視察、契約交渉、検品支援、輸出支援とプロジェクトと予算に応じて、段階的な契約でご利用いただけるところもポイントです

日本企業における海外進出は海外に法人を設立せずとも、相手国パートナー企業との契約からスタートして、経験を積む方が賢明です。そういった日本企業のグローバル市場進出の足がかりとなり、成長発展の一翼を担うパートナーを目指します

  1. 日越両国のスタッフ体制
    WONSには日本人・ベトナム人のスタッフが在籍しており、日系企業の視点とベトナム現地のビジネス実情の双方を理解したサポートを提供します
  2. 豊富なビジネスネットワーク
    ベトナム全土に広がる業種別のネットワークを有しており、ベトナムローカル企業に特化して、大手企業でも発掘できない取引先・関連機関へのアクセスと企業マッチング提案が強みです
  3. 広く深いマッチングサービス
    調査対象は業種や地域を問わず柔軟に対応可能で、マッチングニーズに応じたカスタマイズが可能です

二宮社長インタビュー記事